ねじです。
今回は長編時代劇「六龍が飛ぶ」パチパチ~!
ざっくりあらすじ
高麗王朝末期、貴族が富と権力を独占し民は疲弊していた。
民の信頼が厚い武将イ・ソンゲの息子バンウォンは、父に失望していた時に儒者チョン・ドジョン=サムボンに出会い憧れを抱く。
数年後、サムボンが建国を目指していると知ったバンウォンは、 民としてたくましく生きる娘プニ、出世を夢見るムヒュル、プニの兄で刺客のバンジ達と出会い、サムボン、ソンゲと共に新しい国づくりに向かって走り始める。
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キャラとキャストのこと
イ・バンウォン=ユ・アイン
ユ・アインといえば「トキメキ☆成均館スキャンダル」のコロ!
バンウォンが髭生やしたとき、思わず「コロ~!」って手振っちゃったしw。
アイン君ってけっこう攻めるファッションセンスで、野心ありげな表情の画像もよく見がち。
このキャスティングではぁ?!ってなった人少なそう。
めちゃめちゃ迫力のある俳優さんになったね。
人や国の運命を左右する場面なんて、これもうバンウォンやん!って思ったよ。会ったことないけども
イ・バンウォンって息子の世宗との対比で強面の悪役&おっさんのイメージ。「大風水」は違ってたかな
「根の深い木」でマルちゃん(ソン・ジュンギ君)いじめてたし!
この作品では彼の苦悩が丁寧に描かれていて、新しいバンウォン像を作ったんじゃないかなと思います。少なくとも私にとってはそう
チョン・ドジョン(サムボン)=キム・ミョンミン
私は当然バンウォン派、バンウォンを危険視したり利用したりしようとするのが気に入らなかった。
なんかもう憎たらしかったよ、それだけ演技がよかったとも言える。
イ・ソンゲやバンウォンは知ってたけど、チョン・ドジョンのことはそんな名前の人がいることくらいしか知らなかったけど、「サムボン先生」って聞いて、あ!「根の深い木」のミルボンのカリオン叔父か?ってなった。
イ・バンジ=ピョン・ヨハン
迫力出た人もう1人、「未生ミセン」の壁犬ことピョン・ヨハン!
この作品ではカササギ毒蛇。…鳥?蛇?どっちやねん!とにかく動物シリーズw
もうね、同一人物とは思えないカッコよさよ!
何がよかったかっていうと、キメ顔でも笑顔でもなく、困った顔!!
バンジの困った顔!必見よ!
バンジは歌も歌っちゃうんだー。
哀しーくなってくる歌だった。アウ…
メイキング番組見ました。
ヨハン君、アクションの練習めちゃめちゃストイックにやってて、こんなに大変だったんだなって思った。
ちなみに関係が深い「根の深い木」のイ・バンジは…
こちら!縮みすぎやろー!w
プニ=シン・セギョン
バンウォンの思い人プニはシン・セギョン。
「根の深い木」でバンウォンの息子のイ・ド(世宗)に仕えてた。
「ファッション王」でもアイン君と共演してる。
なんていうか、張り詰めた感じのある女優さん、丸顔なのに。偏見や
芯が強くて、ギャーギャー言わない感じ。
プニは、数いるキャラの中で、ある意味1番強かったな。
時々バンウォンよりお姉さんみたいで、何があってもぶれなかった。
あんな風ににみんなが去って孤独な王になってしまっても、民ファーストを貫いたほど。
プニの存在はバンウォンのモチベーションでもあったのにね。容赦ないな…
まあね、実在の王なら記録もあるし、創作(側室にするとか)を無理にねじ込めないとかも分かるけどさ。しぶしぶ
ムヒュル=ユン・ギュンサン
「武者ぁームヒュルっ!」でっかいよね、187cmだって。
でっかいけど女子には弱い単純キャラ、でも終盤は色々考えざるを得なかったね。
ユン・ギュンサンは、デビュー作の「シンイ-信義-」でチェ・ヨン(イ・ミンホ)の部下役やって、今回は対立する役。
最近(2020年10月)は主演も増えてきてます。
ちなみに、「根の深い木」のムヒュルはこんな人(左)、隣はついでのデホン師匠w。
=チョ・ジヌン
ずいぶん落ち着いたね~
=イ・ジュニョク
かつてない師匠像を見せたね。
この作品以降、イ・ジュニョクの呼び名は「デホン師匠」となり、2020年10月現在上書きされていない。(ねじワールド)
キル・テミ=パク・ヒョックォン
たくさんいろんなキャラ出てたけど、お気に入りはやっぱりこの人、キル・テミ!
国一番(のちに陥落)の剣豪でありながらオネエ。うふん
なんだそれ、斬新過ぎるわ!ww
双子の兄(普通のおじさん)も出てきて、パク・ヒョックォン、演じ分けを楽しんでたんじゃないかな。知らんけど
「密会」でもアイン君と共演してた、アイン君に奥さん取られちゃう役…。
チョン・モンジュ(ポウン)=キム・ウィソン
ポウンねー、尊敬されてる儒者かなんか知らんけど、イライラさせられたし。
バンウォンに対していつも上から目線で、見るたびに不満が募った。
士大夫、サデブって、なにそれ?偉いの?って何回も思ったな…。知識階級?けっ!
キム・ウィソン「W」でハン・ヒョジュのお父さんだった。
ソウル大学卒だって、学者にぴったりだな。
ユンラン=ハン・イェリ
気の毒な王のおしとやかな愛人かと思ったら、まさかのチョク・サグァン!
伝説の剣法の継承者とはね、たま-にちょっとおや?ってなったけど。
ハン・イェリは舞踊家でもあるので、アクションシーンきれいだった。
体幹がしっかりしてるからかな。知らんけど
他の女優さんスルーで、なぜにこの人だけ?
…だってポッキル(後でUP予定)の声の人だから!
子役&シニア適合度
長編時代劇だから子役ちゃんもたくさん出てるけど、メイン3人をチェック。
どれどれ…
バンウォン=ナム・ダルム
ヤバンウォンなにそのネーミングwのときの目つきとかよかった、もう少し唇ぽったりしてたらねー。むちゃぶり
バンジ=ユン・チャンヨン
なんとなく影があるところとかね、このドラマの中では一番の適合度。
「ママ」のパク・ソジュンよりピョン・ヨハンの方が近いし。
プニ=イ・レ
うーん、シン・セギョンが子役やってたの見ちゃってるからなー、こうじゃなかったもん。ごめんよ
シニアプニ、この子からシン・セギョン飛ばして老けたら合ってるかもね。
どうしても必要だったか?「タイタニック」ほどではないが
感 想
李氏朝鮮を建国した立役者達の活躍を描いたこの作品、めちゃめちゃ真剣に見たよ。
ぼーっとしてるとわからなくなりそうで。
骨太っていうか、男性好みの内容かなとは思うけど、女性も楽しめる作品になってると思う。
史実が元だから大筋や結末は調べがつくんだけど、それでもどんどん引き込まれるドラマ。
みんな建国という同じ目標に向かって走り出して、様々な困難を乗り越えて建国は叶うし、王朝はほどなく磐石になるんだけど、心から幸せになったねって思える人が1人もいなかったよ。アウ…
思い描くものがそれぞれ違ってたからだな。
それは想い合ってるバンウォンとプニでさえもそうだった。
政って単純なものではないし、得るものがあれば失うものある。
ベストを目指していては実現できないからベターを選ぶ。
特に過渡期においては仕方がないのかな、でもさ、悲しかったよ。アウ…
イ・バンウォンって息子の世宗との対比で強面の悪役イメージがあるけど私だけ?、この作品では彼の苦悩が丁寧に描かれていて、新しいバンウォン像を作ったんじゃないかなと思います。少なくとも私にとってはそう
難しい政のことだけじゃなくて、恋愛やコミカル要素、アクションもしっかり織り込まれてるから、エンターテインメントとしても十分。
派閥や組織がたくさんあったからキャストもかなり大勢&豪華でした。あの人もこの人も出てた
SBS創立25周年の記念作品だからね。局の気合が見える~
時代劇常連のおじさんがいーっぱいw。
ところで、お気づきだろうか、イ・ソンゲスルーに。
ぱっとしなかったね~。バッサリ
最後におまけ、「根の深い木」メンバーがカメオ出演してた! チャン・ヒョクは忙しかったみたい…
評価は . . .
録画してその日のうちに見る!おおー
よく分からないところは戻して見直すー!ぱちぱち~!